2023.09.05 家づくり日記
皆さんこんにちは。前回は弊社が使用している紀州材のお話をしました。
今回は遂に上棟のお話です。和歌山県から運ばれた材木が、一日かけて職人より丁寧に組み上げられています。
段々と家の形になっていく過程は圧巻です。私自身、自宅を建てた際の上棟の様子は今でも鮮明に覚えています。
一つの大きな節目になります。「ここが自分の家か」と感動し、大袈裟ですが覚悟を決めた覚えがありました。笑
今回のお施主様もとても感動していただいた様子が印象的でした。このような特別な節目に立ち会えるこの仕事は本当にやりがいがあります。
また、今までイメージの世界だった家づくりが実像になる瞬間でもあります。建物の大きさ、部屋の雰囲気、外観など全てが具体的に感じることが出来ます。
紀州材が青空に綺麗に映えています。
朝の8時から作業が始まり、夕方遂に棟が上がりました。一番高いところに幣束を取り付けます。
幣束には達筆の担当設計がお施主様のお名前や会澤工務店の文字入れをします。そこにお札をつけ、上棟後も小屋裏に取り付けいつまでも家、家族を見守ってくれます。
建物をお神酒と塩、米でお清めをしていただき、最後は上棟式を執り行います。
苗木から50年以上かけ材木になった木々が組み立てられ、家の骨組みとなっていきます。そしてここから何十年も家族の安心を守っていきます。
苗木から考えるととてつもなく長い時間が家にはつまっていますね。そこにお施主様、施工会社、様々な想いも入っていきます。
注文住宅っていいなと思える瞬間です。