2023.08.21 家づくり日記
皆さまこんにちは。前回は地鎮祭までのお話をさせていただきました。
今回からはいよいよ具体的な工事に入っていきます。まずを建物の基礎を作っていきます。
何もない更地に木杭を打ち込み、貫を通していきます。この工程は「遣り方(やりかた)」とよばれ、建物の高さや水平など、目印を出していきます。
次に重機が入り、「根切」という工程に入ります。建物の基礎は地面に置かれているのではなく、地面の中に入り込んで作られています。基礎が入り込む部分がこの溝になります。
また地面に砕石を敷きつめます。この砕石は沈下を防ぐ役割があります。この上を防湿シートで覆います。土地には多くの水分が含まれており、この湿気が建物基礎に伝わらないようにしています。
ここから基礎の配筋に移ります。コンクリートを流し込む前の大切な工程で、建物の強度や耐久性にかかわってきます。
いたずらに鉄筋を入れるのではなく、建物負荷などを計算し配筋します。この配筋後に第三者による検査があります。合格後に初めてコンクリートを流し込めます。
コンクリートを流し込み、基礎の姿になる前の段階で様々な工程がありますね。建物の強度に係る大切な工事です。
見えなくなるところではありますが、だからこそ重要です。
ここの工程まで行くと、中庭の様子などもなんとなくイメージできますね。
それではまた次回
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